【岡山】岡山県内の大学生がきき酒に挑戦する「岡山県大学生きき酒選手権」が5月16日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンター・ママカリフォーラムで開かれ、上位の成績優秀者6人が満点に輝いた。毎年10月に東京で実施される全国きき酒選手権の岡山県予選で、今後2人の出場者に絞り込む。
若いヒトに日本酒の良さを知ってもらおうと、岡山県酒造組合が初めて企画した。各大学から募集した20歳以上の成人学生105人が参加。日本酒の基礎を学んでもらう第1部のセミナーを聴講したあと、7種類をマッチングさせるメインのきき酒に挑んだ。
表彰式は、県内の地酒や料理を味わえる第3部のパーティーであり、会場から大きな声援が沸いた。組合は「満点に次ぐ次点も14人で、上位2割が好成績」(佐々木崇光専務)と若者のきき酒能力を高く評価。晴れの舞台に立った上位入賞者らは「自信がなかったので、びっくりした」「日本酒が好きです」「岡山の地酒はおいしい」と喜びにあふれた。
学生の競技だけにアルコール耐性など体質を調べるパッチテストも実施し、安全性に十分備えた。辻均一郎会長は「日本酒離れでなく、若いヒトは知らないだけ。まず基礎や楽しみを伝えられれば」とPR。上位入賞者でくらしき作陽大学4回生の藤田久美子さん(21)は「お父さんがふだん日本酒を飲んでいるが、友達とはカクテルなど。岡山の地酒は初めてで、大吟醸などがおいしかった」と満面の笑みだった。