朝日酒造 酒造りへの想い 伝える

 【新潟】清酒「朝日山」を醸造する朝日酒造(新潟県長岡市朝日、平澤修社長)は3月6、7日の両日、昭和63年から毎年行っている恒例の「蔵見学会~酒蔵のある里に“春”の訪れ~」を開催し、2日間で久保田・越州会員店など約550人が訪れた。

 同会は年に1度、取引先会員店に酒造りを紹介し、同社の酒造りに対する姿勢を伝える目的で開催されるもの。今回は受付開始の時間を3回に分け、1度に見学する人数を20~25人と例年より少なくするなど、少人数制で見学時の説明が参加者により伝わるようにする工夫が見られた。

 エントランスホールでは酒造りに携わっている同社の蔵人が酒屋唄を披露し、見学待ちの時間も参加者に楽しんでもらう心遣いも。自然保護活動「水と緑の学校」や、「朝日城の森」などの文化活動の状況も展示し、同社社員をより知ってもらうため、さまざまなクラブ活動の状況も紹介された。

 受付を済ませた参加者たちは同社社員の説明を受けながら、精米、蒸米と酒造りの行程を追って見学した。麹は実際に手に取り、食べてみることで麹付けしてからの日数による違いを体験。最後にびん詰めラインを見学し、参加者たちは約1時間をかけ同社の最新の技術と伝統の融合に触れ、酒造りに対する理解を深めていた。

 見学後は市販酒や、ここでしか飲めない搾りたての「久保田・萬寿」をきき酒し、同社の酒粕を使った酒饅頭や(米麹100%)の甘酒・桜茶に舌鼓を打った。

(掲載日:2010年03月12日)
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