【千葉】3月2日~5日の4日間、幕張メッセで開催された「第35回国際食品・飲料展『FOODEX JAPAN2010』」。出展企業数2510社で前年の2393社に比べ100社ほど増加し、来場者も昨年より多い8万5000人となっている。
酒類団体、メーカーも例年以上にさまざまなPRを行っていた。詳しい内容は次のとおり。
【日本酒造組合中央会】
「本格焼酎&泡盛」ブースを出展。全国各地の本格焼酎・泡盛を558アイテム取り揃え、183社の組合員が出展した。出品酒はすべて試飲可能となっており、会場では各県ごとに展示場所を区切り、地域によっての味わいの違いをアピールしていた。今回、特に力を入れていたのは本格焼酎と甲乙混和焼酎の違いを知ってもらう取り組み。ブース内に飲み比べコーナーを設け、本格焼酎と甲乙混和焼酎を同時に飲んでもらう場所や、PRコーナーで表示の違いを説明するなど、本格焼酎・泡盛の味わいの深さを伝えていた。
【福岡県酒造組合】
29社、90アイテムが出展した。清酒、焼酎、リキュールの試飲を行い、福岡県ならではのバリエーションの豊富さをアピール。会場は博多の屋台をイメージした作りになっており、おつまみに県の特産品である有明産の海苔、ウナギの骨を用意し、来場者を楽しませていた。
【西条酒造協会】
協会単独としては初出展。西条産地呼称清酒認定要綱に定められた5つの厳しい基準をクリアし、西条酒ブランドと認定された19種類の「SAIJO・SAKE」をアピールした。ブースではすべて試飲可能となっており、銘醸地である“西条”を来場者にPR。世界に向けて同ブランドを発信するために、まずは東京市場の開拓を目指す。
【北岡本店】
同社の和リキュール「吉野物語」各種などを取り揃えた。中でも、瀬戸内産の甘夏、はっさく、ネーブル、れもんの4酒類をミックスした「かんかん」や、奈良県産の苺と国産ブルーベリーの「ベリーベリー」が好評。くりのリキュールを使ったシフォンケーキや、ゼリーなどさまざまな観点から商品をアピールしていた。
【小正醸造】
1957年から発売している長期貯蔵米焼酎「MELLOWED・KOZURU」を全面にPR。樫樽に貯蔵し、ウイスキーをイメージした味わいとなっている。今回、米焼酎長期貯蔵のパイオニアである同社の商品をもう一度見直してもらおうという狙い。会場は黒を基調にしたモノトーンでまとめ、落ち着いた雰囲気を醸しだしていた。
【大七酒造】
老舗の酒屋をイメージしたブースで、同社の社員が座って来場者をもてなした。伝統的な生酛造の純米酒をお燗につけたものを中心に展開。会場ではセミナーも行われ、同社の太田英晴社長が自社のこだわりや、海外進出への手ごたえなどを紹介した。
【本坊酒造】
2月中旬に発売した大型新商品の本格芋焼酎「新技(あらわざ)」と、山梨産ロゼワインの「ぺティ・ローズ」を大々的にPRした。セミナーも開催し、同社の原材料へのこだわりや、蒸留の際に新鮮な空気を送り込む新蒸留技術・特許「磨き蒸留」を採用した「新技」の特長を紹介。新製法による、なめらかでかろやかな味わいをアピールした。
【水口酒造】
同社の地ビール「道後ビール」と地元産のブルーベリー、トマト、キウイ、ライム、スイカで造ったフルーツビールを出品などをした。商品名に産地を入れることで、地産地消の観点からも注目の集まるアイテム。ほかにもバレンタインに限定発売した「チョコレートフィズ」なども出品していた。