ビール酒造組合、発泡酒の税制を考える会などがまとめた2月のビール類課税出荷数量(ビール+発泡酒+新ジャンル酒類)は37万371klで、前年の39万5083klに比べ6・3%の減少となり、1月に引き続き、2カ月連続の減少を示した。景気低迷に伴う業務用市場の落ち込みとともに家庭用の落ち込みも大きく影響した。これに伴い、1-2月累計のビール類課税出荷数量は61万6454klで、前年同期の67万7671klに比べ9%減少とこちらも大きな減少を示した。
2月単月のビール類課税出荷数量は37万371klで、前年の39万5083klに比べ6・3%の減少となった。
ジャンル別の2月分出荷数量(前年出荷数量と前年比)は▽ビール=17万499kl(18万4817klに比し7・7%の減少)▽発泡酒=7万6517kl(9万1289klに比し16・2%減)▽新ジャンル酒類=12万3355kl(11万8977klに比し3・7%の増加)--の状況となった。
ビール類全体とも、昨年から続く景気低迷の影響を大きく受けており、料飲店市場での低迷や消費者の節約志向による買い控えなどで、1月に引き続き減少となった。なお、昨年1・2月は一昨年の価格改定による仮需の影響で大きく減少しており、今年はその数字をも上回れない深刻な結果となった。唯一伸びを示す新ジャンル酒類に関しても、伸び幅はあきらかに短くなりつつある。
ビール酒造組合の発表によると、ビールの容器別販売動向の前年比(構成比)は▽びん=9・4%減(24・6%)▽缶=9・0%減(39・0%)▽樽・タンク=4・0%減(36・4%)--で、びんの構成比が0・5%減、缶の構成比が0・9%減、樽・タンクの構成比が1・4%増加した。また用途別販売動向(構成比)は、業務用が5・2%減(52・4%)、家庭用が10・4%減(47・6%)を示した。
また、発泡酒の税制を考える会によると、発泡酒の容器別販売動向の前年比(構成比)は▽びん=5・9%減(0・5%)▽缶=17・1%減(94・5%)▽樽・タンク=4・5%増(5%)--を示すとともに、用途別販売動向(構成比)は業務用が前年並み(5・7%)、家庭用が17%減(94・3%)となった。
今年1-2月累計のビール類課税出荷数量は61万6454klで、前年同期の67万7671klに比べ9%減少している。このうちビールは29万5099klで9・6%減少(前年は32万6289kl)。発泡酒は12万67klで23・1%の大幅減少(15万6077kl)。新ジャンル酒類は20万1288klで3・1%の増加(19万5305kl)となった。