日本酒造組合中央会は3月5日の臨時総会で、単式蒸留焼酎(本格焼酎と泡盛)の「平成20年度需要開発事業計画」を決定し、本格焼酎・泡盛の安定的増勢の基調を維持の上、さらなる伸長を期するべく、需要開発活動を展開することとした。このため総額1億7278万円の単式蒸留焼酎需要開発特別会計を設定し、需要開発事業に注力する。決定した「単式蒸留焼酎需要開発計画」は次のとおり。
■単式蒸留焼酎需要開発■
単式蒸留焼酎は麹文化の一翼を担い、日本の食文化を形成してきた世界に誇るべき民族の酒であることに強い誇りを持ちつつ、食文化と深く係りほかの類似異種の酒類との本質的な差を明確にしていくことにより、真に日本らしい豊かで快適な生活の実現に貢献する。
“1”単式蒸留焼酎業の需要開発事業は「本格焼酎と泡盛人気の定着と深化」を最重要課題と位置づけて実施する“2”日本の伝統的な酒類である本格焼酎・泡盛の認識を高めるための啓もうや、ほかの蒸留酒との違いなどについて、酒販店・料飲店・一般消費者の正しい理解を得るために戦略的な広報活動を展開する“3”中央会、各組合、各企業それぞれの役割分担を明確にし、効果的な事業展開に努める--これらを基本的な考え方として、次の活動を積極的に実施する。
■需要開発活動の展開内容■
“1”麹を使った世界に類をみない蒸留酒であることを広く啓もうする“2”連続式蒸留焼酎および混和焼酎との差異を明確に訴える“3”米、芋、麦、そばなど原料の特性を生かした単式蒸留焼酎の商品特性を訴求する“4”単式蒸留焼酎の多様な飲み方・楽しみ方を広く提案する“5”単式蒸留焼酎の文化性、伝統性の周知を図る“6”単式蒸留焼酎の機能性を訴求する“7”単式蒸留焼酎を世界のほかの蒸留酒に勝るとも劣らない日本の蒸留酒として、国際的に認知され普及するように努める。<本格焼酎・泡盛の国際化>