アサヒビールは1月12日、記者会見を行い、2006年のアサヒビールグループ事業方針を発表した。その中で同社は、ビール、発泡酒、新ジャンル商品のビール類総合計販売目標を2億ケース(前年比3・4%増加見込み)とし、ビールは1億4300万ケース(前年比3%増)、発泡酒は3800万ケース(4・3%減)、新ジャンルは1900万ケース(28・4%増)を目指すとした。
05年の営業成績と06年の営業方針について次のように説明した。
(1)「スーパードライ」は、“鮮度”と“うまい樽生”の取り組みを一段上のレベルに引き上げ、ブランド価値を一層高めて、ビール回帰の流れを本格化する。「スーパードライ」の鮮度をお客に直接訴えかけて、さらなる鮮度の向上を実感してもらう。鮮度をキーワードとした商品施策は、年初製造の「スーパードライ」を製造後3日以内に届ける「2006年初製造パック」を新発売し、「鮮度パック」の展開を量販店を中心に毎月実施する。
(2)発泡酒は、「本生」シリーズ3品種をそれぞれの味わいの特長を一層引き出す方向でクオリティアップして1月下旬製造分から順次出荷する。
(3)低アルコール飲料、焼酎、洋酒、ワインは、各カテゴリーで中核ブランドの市場での存在感を一段上に引き上げることにより総合酒類分野トータルで大幅な売上増に挑戦する。①低アルコール飲料…「カクテルパートナー」は、昨年年間で1000万ケースの大型ブランドとなり、「旬果搾り」も500万ケースを販売し、低アルコール飲料は前年比13%増加したが、中核ブランドの一層の強化を図る②焼酎…「かのか」ブランドは麦、米、芋を品揃えしたので、今年は焼酎全体で前年比6%以上の増加を図る。「かのか」は積極的提案で330万ケースに拡大を目標とし、焼酎乙類は3アイテムを提案する③洋酒…国産ウイスキーの中核ブランドである「ブラックニッカクリアブレンド」「竹鶴」を中心に、市場地位の拡大を図る。エントリーユーザー向けのウイスキーは、「ブラックハイボール」などの新基軸商品を提案する④ワイン…国産ワインブランドを「サントネージュ」ブランドに集約、強化し、売り上げ拡大を目指す。