【松山】清酒や地ビールほか地元の特産品で精力的な製品開発に取り組む水口酒造(松山市道後喜多町、水口義継社長)は、JAとのコラボレーションで夏の代表的な果物スイカを使った発泡酒を7月20日から売り出したと発表した。同社は、清酒「仁喜多津」をベースに京都の飴メーカーと協力したオリジナル「酒粕あめ」(50g420円)も開発。地元の活性化にも貢献する動きとして注目されており、今後も製品の多角化を広げる。
JA愛媛たいきのスイカ部会とコラボレで完成したのは、道後フィズシリーズ第5弾の「大洲エコラブスイカ・フィズ」(200ml347円)で、同部会が有機肥料で手塩にかけて育てたブランド品「エコラブスイカ」が原料。スイカは、抗酸化作用や代謝向上などに効果があるとされる機能性素材「シトルリン」を含むことから最近ブームで注目されており、今回製品化に着手した。
エキス分・アルコール分とも5%。ほのかな赤色と甘い香味がスイカらしさを伝え、デザート感覚で楽しめる軽い飲み口が特徴。製造は、種を取って中心の甘い部分だけを手作業で抽出するなど手間ひまをかけ、シーズンの夏場に搾り立ての冷凍果汁に加工。1回の仕込みにスイカ約20-30個が必要で、年間の仕込み回数は3-4回。初年度は1万5千本の販売を見込んでいる。