キッコーマンは7月25日、中国河北省石家荘市にて石家荘珍極醸造集団有限責任公司(以下、珍極)と合弁会社を設立することを決定した。10月に合弁会社「統万珍極食品有限公司」を設立し、2009年1月から調味料の製造・販売を本格的に開始する予定。
珍極は、石家荘市で約50年にわたって醤油・酢などの調味料を製造・販売してきた実績を持つ、華北エリアで最大の醤油・酢メーカーで、新たに設立する合弁会社には、キッコーマンが90%、珍極が10%をそれぞれ出資する。
キッコーマンでは、2002年から上海近郊に建設した「昆山統万微生物科技有限公司」(江蘇省昆山市)で上海を中心とする市場に向けて、醤油を製造・販売してきた。今回の合弁会社設立により、華北エリアにおける調味料の生産および販売拠点を確保し、主に北京市場および天津市場に本格的に参入する。
同社では、今回の合弁会社設立および北京市場への本格参入を「しょうゆの世界戦略」の一環として、引き続き中国を中心としたアジアにおける醤油事業を積極的に進めていく。
【新会社概要(予定)】▽所在地=中華人民共和国河北省石家荘市▽代表者=染谷光男▽資本金=3億人民元(約46億円)▽事業内容=醤油、酢など調味料の製造・販売▽生産拠点=河北省内に3工場▽従業員数=約1000人▽製造能力=約10万kl▽販売地域=華北エリア(北京市、天津市、河北省など)