【高松】香川県の清酒メーカーが製造した新酒の出来栄えを見る平成20年「香川県清酒鑑評会」が3月6日、高松市古新町の県酒造組合であり、審査の結果、出品17点の中から秀10点と優7点を選んだ。若手技術者ら8人が参加した「きき酒競技会」は、西野金陵の糸川智恭さん(35)が1位の成績に輝いた。
鑑評会には、県内7社9場のうち4社6場が吟醸酒などを出品。良と可がない優秀な成績をおさめた。審査員は、高松国税局鑑定官室の須藤茂俊室長と江村隆幸主任鑑定官のほか、酒造組合の泉谷武信、桑原健治、松原浩二郎、酒井史朗、船場博臣の計7氏が務めた。県初のオリジナル酒米「さぬきよいまい」で仕込んだ新酒など7点も参考出品として出された。
須藤室長は、今年の出来栄えについて「上立ち香がほどよくまとまり、含み香とマッチして膨らみ感があった。原料米は酒造りに難しい年だったが、山田錦は旨み、オオセトは風味感があり、2年目のさぬきよいまいも良かった」と高く評価。泉谷氏は組合を代表して審査員にお礼を述べ、香川の地酒にエールをおくった。きき酒競技会は上撰など市販酒10点の利き当てで、上位は2位大森俊和さん(45)、3位宮家秀一さん(39)と2人が綾菊酒造だった。