【高松】アサヒビール四国地区本部(古田土俊男本部長)は、ビールや発泡酒の出荷1本あたり1円を寄付することで四国4県の水と森の環境保全に役立てる「四国の水・森に感謝」キャンペーンを3月11日から6月末まで実施すると発表した。四国工場(愛媛県西条市)の操業10周年記念で、ビール関連では四国初の環境寄付型キャンペーンという。平成22年まで3年間継続し、同社グループ社員も環境保全活動に参加する予定。
キャンペーンは、毎年の期間中に売り上げた対象商品の数を4県ごとに集計して金額を算出し、毎年8月頃に寄付を予定。寄付する先は▽愛媛=(財)愛媛の森林基金(松山市一番町4-4-2、高浜壮一郎理事長)▽高知=仁淀川の緑と清流を再生する会(吾川郡仁淀川町用居甲517、奥田英雄会長)と2県で正式決定しており、残りは香川が塩江町森林組合、徳島も森林保全事業実施団体の方向で検討。2月6日には各県幹部に面談したという。
対象商品は、いずれも350ml缶の3種。ビールは期間中、毎月1回限定発売するスーパードライのデザイン缶「四国工場10周年 四国の水・森に感謝」で、期間中4万ケースを予定。発泡酒は、通常商品の本生「ドラフト」と「アクアブルー」の2種で、3月下旬からはビールと同様に投入するデザイン商品「6缶マルチパック」も対象になる。
四国工場は、10年前の1998年に操業を開始。グループでビールやウイスキーを幅広く製造・販売する同社は「大自然の恩恵を受けた商品で、自然を守って次世代に引き継ぐのが使命。四国工場の10年間も四国の雄大な水源とそれらを育んだ森のお陰で感謝したい」としており、今後は各県で実施する環境保全活動に毎年、アサヒビールグループの社員が参加する予定。