【高松】高松小売酒販組合に所属する業務用酒販店でつくる「業務用部会」の会合が5月9日あり、3月5日に急逝した部会長・川田健市氏の後任に副部会長の松本助夫氏が昇格する人事を決めた。高松市花ノ宮町に店舗を構える川田氏は、当日昼過ぎの配達を終えたあと「歯の治療に行く」と出かけたまま近くの診療所で麻酔を受けて容態が急変し、搬送先の別の総合病院から家族に連絡が入って数時間後に帰らぬ人となった。大学病院で司法解剖の結果、持病の悪化が原因という。
会は川田氏の死を悼んで四十九日を過ぎてから開かれ、会場では出席者全員が故人を偲んで黙とうを捧げた。人事関連の話し合いによる結果、副部会長は佐藤省吾氏に加え秋元厚二・佐伯武芳の2氏が昇格。一方、県の業務用部会は副会長を遠藤隆則氏が続投し、高松部会長に松本氏、副部会長に秋元氏とそれぞれ高松業務用部会トップ2氏のスライドを決めた。新任の松本部会長は「協力をお願いしたい」と就任あいさつを述べた。
業務用市場は夏場に向けて樽生ビールを中心に安定化策が重視され、会合の開催を2カ月に1回のペースに引き上げる方向も確認。会では行政の若手中途退官者を身内に持つ非組合員の極端な安売りも問題視され、「被害が出ている」「酒類業界を知らない」など指摘に対応して戦略的な協議を練った。