【東京】日本酒専門卸の花山(東京都台東区、大澤千金社長)は全国の銘酒を取りそろえた「第19回秋のきき酒会」を10月8日、墨田区の第一ホテル両国で開催した。21社の蔵元が出展し、台風の影響で交通が麻痺する中でも料飲店、酒販店関係者などが280人訪れた。
会場ではさまざまな飲み方を提案。同社が新しいお燗文化の創造を願って開発した小容量商品「PASSION-15」は実際に燗につけて展示した。冷やして飲む吟醸酒の小びん「PASSION-15 RURI BOTTLE」も展開。両アイテムとも150mlの飲みきりサイズで、料飲店にボトルで提供してもらい若い人にかっこよく日本酒を飲んでもらおうとの思いで開発した。
提供用のグラスも提案。蔵元のロゴが刻印されており、それを目印に酒の量を量ることができるため、計り売りにも最適なもの。訪れた人たちは熱心に商品説明に耳を傾け、参加した蔵元とコミュニケーションを図っていた。
大澤社長は「これ以上取引蔵元を増やすつもりはない。狭く深い売り方を実践し、蔵元に満足してもらえるようにこれからも普及に努めていく」と同社の姿勢を力強く語った。