【福岡】清酒・本格焼酎メーカーの(株)喜多屋(八女市、木下宏太郎社長)は4月28日、清酒商品の値上げを取引先特約店に通知した。同社は本格焼酎商品についてはすでに値上げを実施。今回の清酒値上げは、福岡県メーカーのトップを切る形での決断となったが、同社の発表後、5月12日現在まで、県下他メーカーの値上げの動きはこう着状態にある。
実施は7月1日出荷分から。小売値上げ率は4・7%から7・1%。普通酒上撰・佳撰クラス、1・8l商品の値上額(税別)は、ともに100円(値上げ率は上撰クラス5・6%、佳撰クラス6・4%)で揃えた。カップ商品は12円から14円の値上げ。
値上げ理由については、「資材ならびに物流費をはじめとする諸経費の高騰が企業努力により吸収できる範囲を大きく超え、収益を圧迫する状況となった」と説明。「今後とも事業を継続し、お客様にご満足いただける清酒を醸し続けるには、適正な利益の確保が不可欠」だとして、値上げへの理解を求めた。
主な商品の新小売価格(税別)は次の通り。<カッコ内値上額>
▽大吟醸「極醸・喜多屋」1・8l=9000円<500円>▽純米吟醸「喜多屋」同=2900円<180円>▽吟醸酒「同」同=2550円<120円>▽吟醸酒「喜多屋カップ」180ml=281円<14円>▽純米酒「喜多屋」1・8l=2120円<120円>▽金「四段仕込・喜多屋」同(普通酒上撰クラス)=1900円<100円>▽銀「四段仕込・喜多屋」同(普通酒佳撰クラス)=1670円<100円>▽純米大吟醸「寒山水」720ml=2060円<120円>▽純米吟醸「同」同=1500円<100円>▽純米酒「同」同=1380円<80円>▽同「寒山水カップ」180ml=270円<13円>