【鹿児島】県下を縦走するタスキ・リレーで、未成年者飲酒・飲酒運転防止を訴える、これまでにないキャンペーンが5月16日から18日まで3日間をかけ実施される。地理的表示・薩摩焼酎のブランドアピールも合わせ展開。生販三層が一体となって、「酒類業界の志を、タスキでつなぐ」(主催者)。
主催するのは県下の酒類生販三層の組合(県酒造組合、県卸売酒販組合、県小売酒販組合連合会、県下小売酒販組合11単組)。熊本国税局・県下税務署、県、県下警察署、県下市町村が後援の予定。
「鹿児島県下をタスキでつなぎながら走ることで、各酒類業組合の未成年者飲酒・飲酒運転防止への取り組みを広く社会にアピールする」(実行委員会<八木栄寿委員長>)。県下統一の行事とすることで、アピール力を強め、運動の浸透と広がりを目指す考えだ。
実際には、防止等スローガンを掲げたタスキを、県知事や市町村長、業界関係者らが走者となって、県下11地域(鹿児島、川内、出水、鹿屋、大隅、加治木、指宿、知覧、伊集院、種子島、奄美大島)、16コース86区間でつなぐ。白バイやパトカーが先導するなか、広報車をリレー走者に伴走させ、沿道住民らに広く周知。走者は薩摩焼酎をアピールするシャツを着用し、ブランド認証マークなどの認知度向上も図る。
「手づくりの行事を、酒造・卸・小売が一丸となって実施することで、(生販三層の)地域における今後の連携も期待できる」(実行委)。そうした連携は、県産焼酎の需要振興施策として模索している“本格焼酎アドバイザー制度”を立ち上げる土台ともなる。タスキでつながれる志は、生販三層の絆となる。
スターターは、伊藤祐一郎県知事。16日には鹿児島市の県庁前で、開会セレモニーを行う。