民間の信用調査機関、帝国データバンクが発表した2007年度(平成19年4月-平成20年3月)における全国企業倒産件数は、1万1333件に達し、前年の9572件に比べ、18・4%も激増。負債総額は5兆5322億8600万円で、前年度の5兆2565億1500万円に比べ5・2%増加している状況。その中で、07年度における酒類販売業者の倒産件数は74件で、前年度の80件より6件減少した。倒産件数は前年度より減少しているものの、酒類販売業者倒産に係る負債総額は07年度が316億2600万円にのぼり、前年度の147億1600億円よりも倍近い増加の状況で、酒類販売業者の倒産規模が大型化している。今年に入っての1月-3月の酒類販売業者倒産件数は20件で、前年同期の21件とほぼ同水準だが、負債総額は今年1月-3月累計の239億円で、前年同期の16億円より223億円も激増している。
帝国データバンクによると、07年度のすべての小売業者の倒産は2140件で、前年度に比べ28%も激増の傾向。その倒産要因は個人消費の低迷の影響、販売不振、同業者間の競争の激化が目立っている。同データバンクによる今後の企業倒産見通しによれば、08年度も小規模倒産を中心に増加基調を強めながら、高水準で推移するのではないかと懸念している。
酒類販売業者の2007年度月別倒産件数(前年度)は、4月=7(9)、5月=7(5)、6月=8(7)、7月=6件(6件)、8月=5件(4件)、9月=2件(6件)、10月=4件(6件)、11月=11件(5件)、12月=4件(11件)、1月=5件(12件)、2月=4件(4件)、3月=11件(5件)--の状況。
また、07年度における全国スーパーマーケットの倒産件数は70件で、前年度の69件とほぼ同水準、その負債総額は07年度が311億3400万円(前年度が486億3600万円)となっている。