【東京】 サントリーは1月10日、酒類カンパニーの2008年事業方針を発表し、焼酎・RTD・ワイン事業に関して次のとおり説明した。(ビール・洋酒事業に関しては既報)
【焼酎事業】昨年の焼酎事業は前年比4%減となった。連続式蒸留焼酎では、韓国焼酎市場が1割減と推定されるなか、国内ナンバーワン韓国焼酎「鏡月」も市場並みの販売となった。また、定番ブランド「大樹氷」は新自主ガイドライン導入の影響もあり、1割減となった。単式蒸留焼酎では、本格焼酎「八重丸」が麦・芋計で4割増。甲乙混和焼酎では、「むぎのか」「はないも」が引き続き好調な販売となり、2割増と市場を大きく上回った。
今年は、連続式蒸留焼酎では韓国焼酎「鏡月」のさらなるブランド力強化を図るともに、単式蒸留焼酎では「八重丸」「黒丸」を中心に、多彩なラインアップをいかした当社ならではのマーケティング活動を強化する。また、伸長を続ける甲乙混和焼酎では、引き続き「むぎのか」「はないも」の魅力をより多くのお客様へ伝えていく。
【RTD事業】 昨年のRTD事業は8%増と伸長した。「カロリ。」ブランドはチューハイ「カロリ。」が好調に推移したことに加え、「カクテルカロリ。」が大幅に伸長し、ブランド計で1209万ケースと前年を3割上回った。7月に発売した「アワーズ」は256万ケースの販売を達成。「銀座カクテル」は36%増と好調に推移した。
2008年は、機能系ブランド「カロリ。」「-196℃・ゼロドライ」、新たな付加価値をもった「アワーズ」「銀座カクテル」を軸に活動を展開し、2561万ケース(4%増)を目指していく。
【ワイン事業】昨年は4%増の販売となった。なかでも、伸長を続けるスパークリングワインでは、「フレシネ」を中心に積極的な活動を展開、シャンパンも世界的に高いブランド力を誇る「ローラン・ペリエ」「アンリオ」を4月から販売開始し、シャンパン・スパークリングワイン計で、2割増の販売となった。輸入スティルワインでは、「トーレス」「バロン・ド・レスタック」などが好調に推移したほか、10月からガロ社との提携を強化し、商品ラインナップを拡充した。国産ワインでは、「登美の丘ワイナリー・特別醸造・樽醗酵・甲州2004」(チャレンジ・インターナショナル・デュ・ヴァン金賞)、「塩尻 信州シャルドネ2005」(国産ワインコンクール金賞)など、国内外のワインコンクールで数多くの賞を受賞した。
今年は、引き続き伸長が見込まれるスパークリングワインでは、「フレシネ」「チンザノ」を中心に新たな需要を喚起していく。シャンパン「ローラン・ペリエ」「アンリオ」は、プレステージシャンパンとしてのポジションを確立すべく、さらなるブランド強化を図る。また、輸入スティルワインでは、ラインナップを拡充したガロ社ブランドをはじめ、「トーレス」「バロン・ド・レスタック」「マドンナ」「ビニャ・マイポ」など多彩な価値を持ったブランドをさらに育成し、それぞれの魅力を訴求していく。国産ワインは、お客様の嗜好にあわせた付加価値のある新商品開発を行うほか、引き続き、登美の丘ワイナリーの「登美」「登美の丘」「登美の詩」を中心に、日本のワインの魅力をお伝えする活動を行い、当社ならではの品質と価値を訴求していく。