日本酒造組合は、平成19年11月分の清酒と単式蒸留焼酎の全国課税出荷状況を発表した。
これによると、清酒は7万9387klで、前年比2・9%の減少、単式蒸留焼酎が4万8229klで、前年比1・9%の減少といずれも前年比減少の状況だ。
11月分清酒の出荷状況は7万9387klで、前年比2・9%減少となっており、主産地の出荷状況は▽京都府=4・2%減▽兵庫県=2・0%減▽新潟県=2・3%減▽福島県=5・1%減▽秋田県=4・6%減▽愛知県=0・6%微増▽広島県=4・4%減--で、愛知県のみがプラス。
全国的には、神奈川、千葉、山梨、奈良、三重、石川、福井、山口、徳島、佐賀の10県が前年を上回っており、対前年比減少幅が縮小している地域が増えて来ているのが目立っている。それでも、全国の1月-12月の年間清酒出荷は前年対比が最終的に95%程度に留まる可能性が高いとみられる。
11月分のタイプ別清酒の出荷動向の前年比は▽吟醸酒=2・2%減少▽純米吟醸酒=0・9%の微増▽純米酒=1・2%増加▽本醸造酒=3・9%減少▽一般酒=3・3%減少--となっており、本醸造酒、一般酒のマイナス幅が縮小の傾向も見えてきた。一方、清酒の輸出(免税)は11月が915klで前年比21%増加の状況だ。
また、11月の単式蒸留焼酎出荷状況は4万8229klで、前年4万9153klに対して1・9%減少した。
主産地の南九州4県の11月分出荷数量の前年対比は▽熊本県=20・1%減▽大分県=1・8%減▽鹿児島県=2・5%減▽宮崎県=0・1%の微減--の状況。
平成19年1月-11月累計の主要原料別単式蒸留焼酎の前年同期比は▽さつまいも=108・8%▽米=94・9%▽麦=99・0%▽そば=95・5%▽酒かす=94・5%▽その他=100・9%--となった。