栃木県酒造組合 清酒鑑評会表彰式 

 【栃木】栃木県酒造組合は11月27日、第42回栃木県清酒鑑評会の表彰式を行い、福田栃木県知事賞と島田栃木県酒造組合会長賞が企業・杜氏に授与された。  主催者の島田嘉内・栃木県酒造組合会長はあいさつの中で、「栃木県産清酒の品質向上と技術向上のために新たに2部門の審査を加えた。栃木県は良い米と水を持つ産地なので、ぜひ栃木酒の愛飲をお願いしたい」と語った。

 受賞した企業・杜氏は次のとおり。(企業、銘柄、杜氏の順)

 <栃木県知事賞受賞企業・杜氏>

 ▽吟醸酒の部=天鷹酒造(天鷹・直町昊悦)▽県産米吟醸酒の部=井上清吉商店(澤姫・井上裕史)▽燗審査の部=小島酒造店(かんなびの里・小島治)、惣譽酒造(惣譽・阿部孝男)、富川酒造店(忠愛・宮川信男)▽純米酒の部=相澤酒造(愛の澤・相澤晶子)▽県産米純米酒の部=辻善兵衛商店(辻善兵衛・辻寛之)、松井酒造店(松の寿・松井宣貴)、惣譽酒造(惣譽・阿部孝男)

 <栃木県酒造組合会長賞受賞企業・杜氏>

 ▽吟醸酒の部=西堀酒造(若盛・継枝邑一)、第一酒造(開華・力石武司)、片山酒造(柏盛・松井栄一)、小林酒造(鳳凰美田・大関文雄)、渡邉酒造(旭興・中田勉)▽燗審査の部=島崎酒造(東力士・山上龍雄)▽純米酒の部=宇都宮酒造(四季桜・川村正二)、池島酒造(池錦・臼井茂)▽県産米純米酒の部=島崎泉治商店(泉月花・和田和司)

 <森審査委員長の審査報告書の要旨>

昨年の冬は記録的な暖冬に見舞われたものの各蔵が細心の注意を払い、持てる技術を駆使したことにより例年以上のすばらしい清酒が多く出品され、いずれも「栃木の酒」の名に恥じない逸品ぞろいだった。

 各部門の出品酒の特徴は、吟醸酒の部、県産米吟醸酒の部では半分以下まで白く磨いた(精米した)原料米を、県産業技術センターで開発した酵母を主とした、特に選抜された優良酵母を用い極限の低温発酵をさせたものが中心であり、果実様の吟醸香ときめの細かな味が絶妙に調和しているものが多くあり、本部門の出品酒は全国新酒鑑評会や関東信越国税局鑑評会においても銘醸地をしのぐ好成績を収めている。

 燗審査の部ではしっかりとした旨味のあるタイプが多く、肴とともにじっくりと味わいたくなるようなものが多くあった。

 純米酒の部、県産米純米酒の部においては馥郁(ふくいく)とした穏やかな香りがあり、味は軽快で上品なものから米由来の旨味がコクとして感じられ、燗にするとさらに味わいが豊かになることが期待できるものまでさまざまなタイプの酒があり、食前から食中酒として幅広い消費者に自身を持って提供できるものが数多くあった。

(掲載日:2007年12月25日)

トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.jyokai.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1918


<最近の記事>

  • 若竹屋酒造場 伝える力はぐくむ

  • わんまいる 新年大会「絆」フェスタ

  • 平成20FY酒類消費数量 852万klで2.8%減少

  • 高松小売と県業務用品部会 今年から合同で新年会

  • メルシャン事業方針 2010年は2%増を目指す

  • 11月洋酒出荷 13万7千klで16%増 

  • 明治屋 高島屋大阪店に新店

  • サントリー 国産最軽量2lペットを発表

  • ビール酒造組合 CMの自主基準を強化

  • “広島の酒”東京でPR 「ふるさと祭り東京」に初出展

  • 当サイトに掲載の記事・写真・図表等の無断転載を禁じます。
    著作権は、株式会社 醸界タイムス社に帰属します。
    Copyright© 2010 The Jyokai Times. All rights reserved.
    個人情報リンクトラックバック