若松酒造 夕張酒造を業務支援

 【鹿児島】若松酒造(いちき串木野市・北澤征夫社長)は夕張市民に少しでも元気を取り戻してもらいたいという思いから、財政再建団体の北海道夕張市から醸造・研究開発施設「めろん城」などの運営を引き継いだ夕張酒造(夕張市・飯田嘉明社長)の業務支援をする。

 同社は夕張酒造が酒類業経験者が少ないことや、販売先が限られていることなど多岐に問題が生じている点について夕張酒造から協力要請を受けた。同社の強みを生かした酒類事業での支援をすることで、夕張酒造に対する一助とするとともに、夕張市の地場産業振興に寄与し、ひいては夕張市民の役に立つことを目的とする。酒類事業での支援内容として企画部門では、経営計画・商品企画をはじめ商品開発を両社で検討を重ねていく。営業部門では販売戦略の立案などを実施し、夕張酒造の経営拡大に協力する。また、情報の共有化や互いの蔵のコラボレーションを研究している。

 同社は支援商品第1弾としてながいもを原料とした焼酎「夕張TORAJIROU」を12月16日から数量限定で発売する。ほんのり香るながいもの香りと、樽熟成のやわらかい味わいで上品に仕上げた。同商品は同社と夕張酒造が商品コンセプト、酒質決定、品名、パッケージデザインなどを協働で作成した。  なお、今後の予定として来年3月を目的に「北海道夕張産焼酎」と「九州鹿児島産焼酎」をブレンドした新しい本格焼酎を発売する。

 ▽容量=720ml▽希望小売価格=1380円▽販売数量=4000ケース(2万4000本)

(掲載日:2007年12月18日)

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