アサヒ飲料は、2007年の商品戦略を発表し、今年は第3次中期経営計画の初年度として、1億2700万ケース(104%)の販売を目指すと強調した。
2007年度は、基幹3ブランドにマーケティング投資を集中し、ブランド力のさらなる強化により各市場におけるシェアアップを図るとともに、強化カテゴリーにおいては市場内で優位性を発揮できるオリジナリティのある商品の育成に努め、年間販売目標1億2700万箱の達成を目指していく。
【基幹ブランド戦略】▽「ワンダ」=今年10周年を迎える「ワンダ」ブランドは、「ワンダ・モーニングショット」を主軸に、缶コーヒー市場の中でシェアを拡大し続けている微糖・無糖缶コーヒー市場においてシェアアップを図る。さらに、今年1月に発売した「圧力仕立て」シリーズをはじめ、新規ユーザーの獲得をねらった戦略商品を展開し、缶コーヒー市場における「ワンダ」ブランド全体のシェアアップと存在感の向上を目指していく。
▽「三ツ矢」=「三ツ矢サイダー」のさらなる強化に取り組み、その地位をより強固なものにするとともに、果汁炭酸、乳性炭酸(「三ツ矢・白いサイダー」シリーズ)の各サブカテゴリーで主軸となる商品の育成を目指した戦略商品を展開し、「三ツ矢」ブランド全体のブランドパワーの向上を図り、炭酸飲料市場におけるシェアアップを目指していく。
▽「十六茶」=味・パッケージなどすべてを一新して2月21日に新発売する。東洋的な「六臓六腑」「四味覚」の考え方を参考に、十六種類の厳選素材を見直し、最適なバランスでブレンド、パッケージも含め、大幅にブラッシュアップした。同社では今年を、「新十六茶元年」と位置付け、商品の発売から1カ月間で、「全国47都道府県600万人サンプリング」をはじめとした「十六茶」史上最大規模のマーケティング活動を展開し、緑茶が中心となっている現在の無糖茶市場において、ブレンド茶「十六茶」の復権を目指していく。
【強化ブランド戦略】▽緑茶カテゴリー=市場の拡大した「緑茶カテゴリー」では、「若き茶名人の監修によるこだわりの緑茶」というコンセプトで展開する「若武者」ブランドの継続的な強化、育成に取り組むとともに、産官学共同で開発した「べにふうき緑茶」といった付加価値の高い緑茶飲料など、オリジナリティのある商品展開により、緑茶市場における優位性のあるブランド構築を目指す。
▽健康カテゴリー=「SUPER H2O」の継続的な強化、育成を継続。最盛期に向け、特長であるハイポトニック設計のすばやい「水分補給」機能に新たな価値を付加した商品展開を実施する。また、オリジナリティあふれる新商品を順次発売し、「健康カテゴリー」における存在感あるブランドの確立を目指していく。
▽水ブランド戦略=「バナジウム天然水」をリニューアルし、「富士山のバナジウム天然水」として新発売する。伸長著しい水市場において、付加価値型のミネラルウォーターとして優位性あるポジションの確立を目指す。