カルピス経営方針、ブランドの価値向上

 カルピスは、2007年度の経営方針について、今年創立90周年を迎えることから、90周年記念施策と連動した「カルピス」ブランドの価値向上や、中長期的な拡大基調につながる企業・商品ブランド価値向上のためのマーケティング投資を行うチャレンジの年とし、2007年度の売り上げ目標は前年見込み比105%を目指すことを発表した。

 <創立90周年を記念した取り組み>

 (1)新企業スローガン「カラダにピースCALPIS」=以前の企業スローガン「心とからだの健康に」の考え方を尊重しながら、“健康に貢献する”というメッセージを、親しみがあり、明るく元気に、シンプルに表現。人々の健康に役立ち、社会に貢献する企業を目指して成長を続けていくという願いを込めた。

 (2)保育園・幼稚園向けに「大型絵本」プレゼント=毎年、子どもたちの心豊かな成長を願って実施している「『カルピス』ひなまつりプレゼント」で、今回は、子どもたちへの読み聞かせの教材として「大型絵本」を発行。

 (3)乳酸菌の働きを紹介した「まんが『乳酸菌のひみつ』」を発行=学研「まんがでよくわかるシリーズ」とタイアップして、日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を中心に、乳酸菌などの働きや役割をわかりやすく紹介するもので、全国の小学校や公立図書館に約2万6000部寄付する。

 <事業別取り組み>

 (1)コンク飲料事業=創立90周年事業と連動し、「カルピス」ブランドのフラッグシップとして、ブランド価値向上に貢献できるマーケティング活動を展開するもので、製品改訂によりさらなる売り上げ拡大を図るほか、ブランド全体でシナジー効果が発揮できる広告や販促活動を展開する。

 (2)ギフト事業=ギフト市場全般が縮小の中、既存ギフト商品の改訂と健康機能やプレミアム感を訴求した高付加価値ギフトの開発により商品力を強化し、量販店や百貨店での取り扱いを拡大するとともに、徹底した販促活動により売り上げを拡大し、清涼飲料市場における同社ギフトのシェア向上を目指す。

 (3)ストレート飲料事業=乳性飲料は、「カルピスウォーター」を中心とした「カルピス」ブランドのさらなる成長を目指す。その他飲料は、「ウェルチ」「エビアン」のブランド強化、「アミノバイタル」の品揃え拡充などにより売り上げ拡大を図る。また、飲料事業としては、市場トレンドや話題性のある新製品の開発と販売チャネル別の製品開発、販促を積極的に行う。

 酒類では、「カルピスサワー」「BARTIME」のブランド認知向上と取り扱い強化を図り、低アルコール飲料市場で独自の存在感を確立する。

 (4)自販機事業=販売会社の事業基盤の強化に注力し、自販機の純増体制の確立と効率経営を目指す。

 (5)健康機能性飲料・食品事業=「アミールS」「健茶王」の製品改訂および広告・販促を強化し拡大を図る。また、独自素材を活用した「インターバランスL-92」の通年販売、新規素材を加えた新製品の発売などにより、基盤事業としての拡大、成長を目指す。

 機能性食品素材分野としては、「アミールペプチド」「L-92乳酸菌」を中心に国内における販売および供給拡大を目指し、国内での「アミールペプチド」の供給を開始するほか、味の素グループなどを中心とした食品メーカーに向けて、機能性食品素材の供給・販売を拡大させる。

(掲載日:2007年02月02日)
関連リンク : カルピス

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