福岡局平成18年酒類鑑評会 純米酒へも高い評価

 【福岡】福岡国税局は11月17日、同局で平成18年酒類鑑評会の表彰式を行い、入賞場を公表した。最上位1位の「大賞」は、清酒吟醸酒の部が「竹の園(たけのその)」矢野酒造(佐賀県鹿島市)で初の受賞。本格焼酎の部は麦製「夢乙女(ゆめおとめ)」エイリン酒造(福岡県久留米市)が5回目の受賞となった。

 同鑑評会は局管内、北部九州3県(福岡、佐賀、長崎)の清酒(吟醸酒、純米酒)と本格焼酎を審査・官能評価するもので、今回の出品場数(出品点数)は▽清酒・吟醸酒の部=52場(95点)▽同・純米酒の部=43場(67点)▽本格焼酎の部=43場(135点)--の状況。本格焼酎の出品は、昨年を上回り過去最高となった。

 10月6日、18~20日の4日間にわたり、品質評価員のべ60人によって審査を行い入賞場(▽清酒・吟醸酒の部=「大賞」1場、「金賞」6場、「優等賞」15場▽同・純米酒の部=「優等賞」14場▽本格焼酎の部=「大賞」1場、「優等賞」15場)を決定した。

 表彰式では冒頭、同局木曽邦明鑑定官室長が出品酒について講評。逸品揃いの吟醸酒はもとより、純米酒についても「熟成により味に丸みが出て、清酒らしい旨みとコクを持ちながら、後味のきれいな、食中酒にふさわしい飲み飽きしない酒質だった」と高く評価した。本格焼酎は、これまでは香味がマイルドで軽快な酒質が主流だったが、「味に厚みがあるものや原料特性が良く出ているものなど、個性の優れたものが多数見られた」とし、消費者の嗜好変化を反映したメーカーの試みを認めた。

(掲載日:2006年11月21日)

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