
毎年恒例のワインイベント、ボジョレー・ヌーヴォー解禁が目前に迫っている。昨年のボジョレー・ヌーヴォー市場は、過去最高を記録した一昨年をさらに上回る結果となった。ワイン市場の中で大きなボリュームを占めることもあり、メーカー各社は今年の市場について、前年並みと予想している。
フランス・ボジョレー地区の作柄情報は、「春は気温の低い日が続いたが、5月には天候のよい日が続き、例年どおり6月上旬に開花が始まった。開花後もよい天候に恵まれ、これまでのところ、病害もなく葉はとても濃い緑色をして、順調に成長している」(サントリー、ジョルジュ・デュブッフ社、7月)、「収穫は9月5日に始まった。収穫初期のぶどうは素晴らしい品質を持ち、健全でフェノールも熟成しており、天然アルコールも11~12度くらいになる。まさに素晴らしいヴィンテージだった2005年と同じレベルと言える。2006年のヴィンテージは豊富な果実味を持ったタイプに仕上がるかと思う。今後収穫が終わるまでの約2週間の天候が今年の品質を左右する。ヴィンテージを語るには早い時期だが、現在のところは非常に良好な状況と言える」(メルシャン、アルベール・ビショー社、9月)と順調に育っている。