カゴメ 中国で野菜飲料を現地生産、「可果美」ブランド確立へ

 カゴメは、中国・浙江省杭州市下沙経済開発区に野菜・野菜果実飲料の生産工場を建設、8月上旬までに上海市エリアの大手組織小売業を中心とした初期導入目標企業への商品導入を完了した。同時に広告展開を行い、中国でのカゴメ(可果美)ブランドの確立を目指して本格的な販売活動を開始している。なお、中国での野菜・野菜果実飲料の自社生産・販売は初めてとなる。

 上海などの沿海部においては、食生活の急速な欧米化による野菜・穀物摂取量の減少、がん・脳疾患などの生活習慣病、肥満の増加などから健康維持・増進に対する関心が高まってきている。飲料市場に注目しても有糖高カロリー飲料の敬遠、無糖飲料に対する嗜好性の高まりなど、健康市場が形成されつつある。カゴメ社では、同社が提供する「野菜飲料」「野菜果実飲料」が日本と同様、中国市場において「日々の食生活を通じて自分の健康は自分で守る」という意識や行動をサポートする飲料として受け入れられる可能性が高いと判断している。中国市場のこの変化を事業機会と捉え、上海エリアのチルド野菜・野菜果実市場より参入し、商品コンセプトである「可果美=純正品質」の認知・理解獲得を図っていく。
 生産及び販売は、可果美(杭州)食品有限公司が行う。同社はカゴメと中国国内最大級の食品事業を展開する康師傅グループ、伊藤忠商事との合弁にて2005年8月24日に設立している。

 カゴメは日本で培った野菜・野菜果実・乳酸菌飲料に関する経営資源やノウハウを投入し、新たな価値(商品)を提供することで新しい需要を創造し、中国の人々の健康維持・増進に貢献するヘルスライフパートナー飲料として、中国での「可果美」ブランドの確立を目指していく。

(掲載日:2006年09月21日)
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