
【松山】全国で人気のシロクマがビールになった――。清酒・焼酎・地ビールを製造する水口酒造(松山市道後喜多町、水口義継社長)は、愛媛県立とべ動物園(伊予郡砥部町)の協力でホッキョクグマ「ピース」の写真をラベルに使った道後ビール「ピースビール」(330ml)を7月27日から発売したと発表した。セット品3種で、愛らしく涼しげな姿がビールの夏にぴったりの話題となりそうだ。
アルコール5%の生ビールで、ケルシュ・アルト・スタウトの3タイプ。丸ラベルのAセットと角ラベルのBセットはともに3本入り送料別1890円で、Cセットは6本入り同3780円。写真をプリントした布地の「とべ動物園オリジナルコースター」付きでA・Bが各1枚、Cは2枚。水口社長によるとライセンス契約を結び、地場の観光や動物園の需要掘り起こしも狙い。主に土産物品としてデパートや卸、小売を通じて年間千セットを見込む。
ホッキョクグマで国内初の人口飼育に成功したピースは、現在6歳。成長過程が全国放映で話題を呼び、DVD・写真集・ポストカードも販売されている。とべ動物園が移転前は道後だったことやファンの熱望もあって今回実現。水口酒造は今年も全国金賞を受賞。10年前からビールに参入し、焼酎も50%増と好調。今後も海外輸出やウイスキー蒸留など幅広い展開を検討している。