カルピスは、カルピス味の素ダノン社(CAD社)を通じて販売しているチルド飲料の生産および販売を2006年9月末をもって中止することを決定した。このことによる、今期の連結業績に影響はない。
同社は、昨年スタートした新3カ年中期経営計画の中で、「付加価値型企業グループの実現」を目標テーマにして、目標達成に向け「健康機能性飲料・食品事業」の基盤確立、ドメインの「乳性飲料事業」の再強化、「海外事業」のスピーディーな展開を基本事業戦略として強力に推進すると同時に、徹底したコスト競争力をつけ、さらなる収益力の向上と経営の効率化を進めている。
その中でチルド飲料事業は、チルド市場における販売競争の激化、低価格化志向、商品ライフサイクルの短期化などの影響から売り上げの伸び悩み傾向が続いていた。同社では今後、事業拡大が見込めないと判断し、今回CAD社を通じて販売しているチルド飲料製品の生産および販売を中止することと決定した。
これにより同社では、経営資源を「健康機能性飲料・食品事業」「乳性飲料事業」「海外事業」の3つの重点分野に集中し、営業利益、営業利益率の拡大を推し進めていく。
なお、チルド飲料の生産および販売の中止による、2006年12月期の連結業績には大きな影響はない。