ビールメーカー第1四半期動向 各社ともビールが好調

キリンビール すべてが好調で23・1%増

 【ビール+発泡酒+新ジャンル】「一番搾り」の好調、「円熟」のヒットなどでビール・発泡酒ともプラスとなったうえ、「のどごし<生>」がさらに拡大した結果、第1四半期では26・5%増(7年ぶりのプラス)と業界平均を大きく上回った。
 ビールは、「一番搾り」の大樽が2ケタ増となりビール全体を牽引し、またチルドビールや「ブラウマイスター」などのプレミアムビールが好調で、第1四半期では0・7%増(10年ぶりのプラス)となった。発泡酒は、新商品「円熟」のヒットと、「淡麗」シリーズの堅調により、0・2%増とプラスを達成、業界平均(19・8%減)を大きく上回り、発泡酒におけるシェアも55・2%とさらにアップした。新ジャンルの「のどごし<生>」は、年初からのリニューアルにより支持を拡大し、第1四半期で798万ケースを出荷。42・3%のシェアを占め、さらにポジションを強固にした。
 【ローアルコール・ビバレッジ】全体としては、「氷結」を含むすべてのカテゴリーが好調で、23・1%増(当社販売ベース)となっている。


アサヒビール 「スーパードライ」効果で7%増

 ▽「スーパードライ」=3月単月1040万ケース(前年比99・0%)、1-3月累計2490万ケース(107・1%)▽「黒生」=2万ケース(104・3%)、5万ケース(100・0%)▽「本生」=137万ケース(83・0%)、325万ケース(79・3%)▽「本生アクアブルー」=94万ケース(84・7%)、224万ケース(75・4%)▽「本生ゴールド」=29万ケース(21・2%)、76万ケース(27・4%)▽「本生」合計=260万ケース(62・7%)、625万ケース(63・0%)▽「新生3」=126万ケース、312万ケース


サントリー 102%と堅調な動き

 「ザ・プレミアム・モルツ」、新「モルツ」の好調により、ビールカテゴリーが前年を大きく上回り、ビール内シェアが7・8%となり、直近10年間で最も高い水準となった。また、「ジョッキ生」の好調も寄与し、1-3月はビール事業計で約2%増となった。事業計の競合内シェアでも11・7%となり、05年の年間シェア10・5%を上回っている。
 【ビール】「モルツ」は、3月14日にリニューアルを実施し、3月度対前年107・7%、1-3月累計では100%となり、ビールヘビーユーザーなどに好評を得ている。また、「ザ・プレミアム・モルツ」は、今年度は前年の約4倍となる500万ケースを計画しているが、3月度は27万ケース(前年比6・6倍)、1-3月累計58万ケース(5・8倍)と好調な勢いを加速させている。これをうけて、4月6日からは京都ビール工場でも生産を開始し、需要に対応できる生産体制をとった。
 【発泡酒】「ダイエット<生>」は、1-3月累計で85・2%となり、発泡酒市場を5%上回った。今後も積極的な販促活動を行い、“カロリー50%カット”の価値訴求をしていく。
 【新ジャンル】「ジョッキ生」は、2月21日に発売し2月度160万ケース、3月度108万ケースを好調な販売を続けている。

(掲載日:2006年04月19日)
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