
【大阪】大阪国税局は4月7日、「SAKE日本酒セミナー2006」を大阪市中央区のホテルで開き、酒類関係者をはじめ、在関西総領事、外食・ホテル関係者のほか、今回は百貨店等酒類販売担当者や大学生ら女性も多数参加し、約180人が近畿2府4県の蔵元自慢の日本酒を堪能した。
このセミナーは、日本酒の正しい知識と普及を目的に、日本酒の良さを再確認してもらえる機会にと、昨年から局主催で行われているもので、今年は、「日本酒に対する女性からの視点」をクローズアップするために、多くの女性に参加してもらい、またセミナー講師も、酒紀行家、エッセイストの江口まゆみさんを迎えて行った。
講演では、江口さんが「日本酒ルネッサンス-各地の酒蔵の取り組み-」と題し、“シャンパンのように発泡する低アル酒”や“超音波熟成酒”、飲み手の好みに合わせて造る“カスタムメイドの酒”“マンションの地下で手造り酒”など、日本全国で特色を生かし、酒造りに工夫をしている蔵元の酒を紹介。「日本酒には、それぞれにバラエティーに富んだいろんな旨い酒がある。邪道とは言わず、新しい日本酒をどんどん作って、日本酒の魅力を伝えてほしい」と強調した。
このあと、別室では、市販酒による「アルコール度数別」「価格別」「タイプ別」のきき比べが行われ、参加者は首をかしげながらもきき当てに挑戦。また、試飲会場では、各府県の日本酒が勢揃いし、蔵元との会話を楽しみながら、試飲する姿も多くあった。女性向けに開発された酒コーナーでは、びんやラベルを熱心に見ながら試飲する人であふれ返る一幕も。燗酒コーナーでは、酒のタイプによって燗温度の違いがあるなど燗酒のおいしさを伝えていた。
また、最近注目されているカップ酒は、近畿の酒76種を展示。オーソドックスなカップからコロッとした形もの、ラベルも華やかなものから可愛らしいタッチものと目をも楽しませてくれるカップ酒がズラリ並び、デザインなどによる好みのカップ酒投票も行われていた。