【大阪】サッポロビール近畿圏本部は2月15日、杉垣隆文マーケティング本部副本部長兼営業部長、井内繁俊理事近畿圏本部長らが出席し、酒類専門紙と記者会見を開き、今年度の販売施策などについて説明した。
杉垣副本部長は「2003年から新生・サッポロビールとして歩んできている当社では、『創業以来の素材へのこだわり』と『お客様への価値提案』という2点にこだわり続けている。昨年は、当社が切りひらいた新ジャンル飲料の市場にビール全社が参入した。当社の『ドラフトワン』も健闘するとともに、プレミアムビール『ヱビス』の好調や果汁そのものを発酵させたお酒『ザ・フルーツスパークリング』の全国発売など、サッポロビールらしさを示すことのできた年になったかと思う」と同社の概況と取り組みについて説明するとともに、「当社では今年から、ビール・発泡酒に使用する麦芽とホップはすべて協働契約栽培に切り替えた。この取り組みは当社独自のものと自負している。3月には協働契約栽培にこだわったプレミアムビール『畑が見えるビール』を数量限定で発売する」と原料へのこだわりを強く訴えた。
続いて、豊嶋孝一大阪工場製造部長は、協働契約栽培について説明し、「いい品種、いい管理、いい産地と、厳選された原料へのこだわりを徹底していく」と語り、大麦生産者2994軒(日本1576軒、オーストラリア160軒、カナダ180軒、ドイツ709軒、フランス275軒、デンマーク26軒、イギリス68軒)、ホップ生産者224軒(日本63軒、ニュージーランド16軒、中国12軒、ドイツ118軒、チェコ15軒)の世界3128軒の生産者とのコミュニケーションの重要さについて説明した。
また、井上繁俊近畿圏本部長は近畿圏の概況について、「当社の全国における近畿圏のシェアは11%となっている。昨年の新ジャンル飲料については、全国の伸びを3ポイント上回るなど好調に推移した。今年も、『黒ラベル』をはじめとする当社ならではのブランドを、私たちのこだわりとともにを伝えながら、一人でも多くのファンを増やしたいと願っている」と語り、近畿圏の今年度の目標について、▽ビール=前年比97%▽発泡酒=3割減▽新ジャンル飲料=116%▽ビール類計=100%--と発表した。