キリンビバレッジ 2006年事業方針、ブランドの価値向上へ

 キリンビバレッジは、「2004年中期経営計画」の最終年度にあたる2006年の事業方針を策定した。

 【2006年の取り組み】部門間を超えて商品・広告・販促の管理を一元化して迅速に対応を行うトータルマーケティングプランを基盤ブランドに導入し、ブランドの価値向上を図る。また、加価値の高い新商品の投入や話題性のあるキャンペーンの実施などで、業界をけん引する施策を展開する。また、自動販売機展開では、今年新たに2万台を投入し、20万台体制(稼動増4千台)を目指す。
 これらの施策により、同社では今年度、販売ケース数1億8500万ケース、前年比103%と販売目標を設定している。

 (1)基盤ブランドの強化 ▽「午後の紅茶」=今年度発売20周年を迎える「午後の紅茶」は、2月21日に主力3品のリニューアルを3年ぶりに実施。「20年目の新発見。午後の紅茶」をブランドテーマに、3品それぞれの「新発見」を訴求し、紅茶のイメージを一新。紅茶飲料のトップブランドとして、年間を通してカテゴリーの活性化を図る▽「生茶」=発売7年目を迎える「生茶」は、「洗練・フレッシュ・現代的なお茶」という発売当初から確立している独自のブランドポジションを確固たるものとすべく、茶葉の「新芽」に注目。3月下旬には、「生茶」の味わいを「新芽」ならではの、やわらかい旨味とみずみずしいおいしさへ進化させ、さらなる支持拡大を図る▽「ファイア」=昨年9月に発売した「オンリーワン」、微糖コーヒーとして好調な「スカイマックス」に加え、今年も新商品を発売し、ラインアップの充実を図る▽ウォーター商品=「アルカリイオンの水」では、製造体制を整えるとともに販促活動の強化を図り、前年比2割増を目指す。日本上陸20周年を迎える「ボルヴィック」も新たな施策を積極的に追加し、輸入ナンバーワンブランドの地位を堅持する。

 (2)新ジャンルへの挑戦 消費者の選択眼にかない、かつ斬新で付加価値のある清涼飲料を新提案する。「NUDA(ヌューダ)」は、「無糖・カロリーゼロ」の新しい炭酸飲料で、お茶、ミネラルウォーターにつぐ第3のスタンダード飲料として、新ジャンルの創造にチャレンジする。「笹とお茶」は、日本人が古くから親しんできた自然素材「笹」に着目。くま笹と緑茶を合わせた、手軽においしく気配りできる健康習慣緑茶。

 (3)定番ブランドの再生 1928年から親しまれている「キリンレモン」が、中味もデザインも現代化し、糖質27%カットで、ヘルシーに生まれ変わる。「アミノサプリ」は、新たに「アミノサプリ+9(アミノサプリナイン)」を追加し、新しいアミノ酸飲料の価値を提案する。

 【主力商品・販売実績と目標】▽「生茶」=2005年実績・3532万ケース(前年比102%)、2006年目標・3800万ケース(108%)▽「午後の紅茶」=3188万ケース(97%)、3450万ケース(108%)▽「ファイア」=2629万ケース(100%)、2800万ケース(107%)▽「アルカリイオンの水」=1365万ケース(129%)、1650万ケース(121%)▽「ボルヴィック」=1043万ケース(118%)、1200万ケース(115%)▽清涼飲料計=1億7886万ケース(101%)、1億8500万ケース(103%)

(掲載日:2006年02月01日)
関連リンク : キリンビバレッジ

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