メルシャンが日本リカーの資本出資、ファインワインを強化

 メルシャンは、ワイン事業の強化を進める中で、ファインワイン分野の強化を図るため、2005年2月10日から日本リカー(株)の増資に応じて資本参加し、同社の経営に参画する。これにより、日本リカーの株主比率はメルシャン44・4%、兼松株式会社44・4%、ルイ・ジャド社11・2%となる。

 日本リカーは、1963年に設立以来、約40年にわたり、輸入ワイン専門の商社として販売を行ってきた。特に、ワインに関しては消費の少ない時代から業界に先駆けて取り扱いを始め、フランスを中心に世界の銘醸地で名門と呼ばれる会社のワインを厳選し、11カ国35社以上の高品質のワインを取り扱ってきた。

 メルシャンは、ワイン事業をコアビジネスと位置づけ、ワイン事業のさらなる強化と収益性の向上を目指し、事業展開している。その中で、今回の資本参加は中高級価格帯であるファインワインの専門販売体制の早期構築を促し、ワイン事業の基盤をさらに強化することとなる。なお、メルシャンおよび日本リカーそれぞれの取扱商品および販売組織、販売先は従来どおりとし、新生「日本リカー株式会社」は、今後ファインワイン分野でのナンバーワンを目指してより専門性を高め、市場を活性化していく。

 【日本リカー概要】▽設立=1963年11月26日▽資本金=3億2500万円(2005年2月10日現在)▽売り上げ=26億3000万円(2004年3月期)▽事業内容=輸入洋酒類(ワイン主体)のエージェント・卸売業▽代表取締役社長=山口淳(2005年4月1日から代表取締役会長に就任予定)、2005年4月1日から大谷文孝(現メルシャン取締役常務執行役員)が社長就任予定▽所在地=東京都港区三田2-14-5▽従業員数=53人

(掲載日:2005年02月17日)
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