サントリーワインインターナショナルは、「登美の丘」におけるぶどうづくり100周年を機に、日本ワインのさらなる品質向上を目指し、「日本ワイン新世紀計画」と題し、登美の丘ワイナリーでの新たなワインづくりへの取り組みや、ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社との技術交流の強化など、新たな取り組みを開始する。
同ワイナリーは、その前身である登美農園(山梨県)が1909年に開園してから、今年でぶどうづくり100周年を迎えた。今回、100周年を機に、今後の100年を見据えたワインづくりのさらなる品質向上を目指し、「日本ワイン新世紀計画」として、新たな取り組みに挑戦する。
【ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社との技術交流】
フランスの名門シャトー「シャトー・ラフィット・ロートシルト」を所有するドメーヌ・バロン・ド・ロートシルト社と、ぶどう栽培技術やワイン醸造技術などの技術交流の強化を図っていく。また、同社と共同でワインを開発し、2010年秋の製品化を目指していく。
【登美の丘ワイナリーにおけるさらなる品質向上の取り組み】
(1)「有機栽培ぶどう」の取り組み…2008年からは、カベルネ・ソーヴィニヨン種、2009年からはシャルドネ種の有機栽培を新たに始め、登美の丘ワイナリーにおけるぶどうづくりのさらなる可能性を探る。
(2)土づくりへのこだわり…“土壌水分制御法”を徹底し、空気と水を適度に含む畑土壌に育まれた、健全な根の生育に関する研究を続けるなど、豊かな土づくりへ向け、さらなる技術革新を図る。
(3)ぶどうの持つ個性へのこだわり…発酵工程中にもろみの中の果皮(キャップ)から優れた香味成分をより多く抽出する“キャップ・マネジメント”と、発酵中から終了後しばらくの間の、キャップの浸漬(マセレーション)条件をコントロールし、香味の優れたタンニンを増やす“マセレーション・マネジメント”の技術開発等に取り組んでいく。
同社では、日本での100年にわたるワインづくりの技術・ノウハウを生かし、世界に認められるワインづくり目指し、今後の日本のワイン文化の普及と市場の活性化を図っていく。