【高知】高知県の新酒を審査する平成19酒造年度「新酒鑑評会」が3月7日、高知市本町の高知酒造会館であり、評価の結果、出品43点のうち26点を最高位の「秀」に決めた。今年で3年目を迎える「土佐宇宙酒」の審査会も21日からの発売を前に開かれ、17社28点が品質検査に合格した。
県酒造組合によると、鑑評会には県内19社22蔵のうち14社17蔵が吟醸酒など審査対象の新酒を出品。結果は秀に次ぐ「優」が9点選ばれ、良と可はそれぞれ4点ずつだった。審査員12人は、高松国税局鑑定官室の江村隆幸、山中圭司の2氏や清酒中央会四国支部顧問の上田護國、県工業技術センターの上東治彦の各氏が担当。県酒審会から松尾昭二郎、玉木實、西原一民、近藤富夫、上甲明、末永賢一郎、浅野徹、田村隆夫の8氏も審査に加わった。
宇宙酒は、1年目の乾燥酵母を除いて2年目から回収後に地上で増殖させたウエット酵母を使い、原料のコメも今秋から宇宙米の使用を計画。同酒については今後、年度表示や前年度分の参考審査も検討するという。会場では、きき酒能力を競う「きき酒競技会」もあり、司牡丹酒造の佐竹正行氏が10点満点で1位の座を獲得。8点で土佐鶴酒造の青木研、酔鯨酒造の明神真と2氏が続き、4月7日の選考会で四国大会の出場者3人を決定するとしている。