【神戸】全国醸造機器工業組合(薮田亘康理事長)は9月26日、神戸市の新神戸オリエンタルホテルで第38回通常総会を開いた。
薮田理事長は「清酒の需要に底打ち感が見えはじめ、状況はわずかではあるが良くなっている。米国では清酒と日本食が健康食として、非常に高い注目を浴びている。それだけ日本人の食生活は健康性が高いということ。清酒、醤油、味噌などの発酵食品と、それを製造していくための醸造技術が、日本人の健康な食生活の源になっているとも言えるわけで、われわれ機械メーカーとしては、今後もこうした健康な食生活を築いていくために、技術面で貢献をしていかなくてはならない」とあいさつ。
来賓の辰馬章夫清酒中央会会長は「清酒業界の省エネ、コストダウン、五感ある清酒ならではの味わいは、機械メーカーとのパートナーシップがあってこそのもの。心のこもった技術力の賜ものと感謝している。商売は競争と共生であり、今後も末永くパートナーとして発展を続けていきたい。清酒業界も“Osakeテラピー”や“日本酒 心美体”、おいしい燗酒の提案、和(やわ)らぎ水の啓もう、日本酒で乾杯運動などを通じて、復権に向けて全力をあげて取り組んでおり、協力をお願いしたい」と、機器メーカーに理解を求めた。
任期満了に伴う役員改選では薮田理事長を再選、副理事長には藤原恵子、井上拓の両氏を選出した。