日本酒造組合中央会 1月の課税移出数量

2023年03月14日

日本酒造組合中央会は1月分の清酒・単式蒸留焼酎の課税移出数量をまとめ発表した。1月の清酒は、1万7504㎘で24・1%減。単式蒸留焼酎は2万2891㎘で0・6%増となった。なお、1月分についても兵庫県の数字は反映されていない。

清酒主産地の課税移出数量は、▽新潟県=1978㎘で1・5%減▽京都府=3537㎘で14・5%減▽福島県=559㎘で10・2%増▽秋田県=947㎘で8・3%増▽広島県=453㎘で2%増――となり、福島県、秋田県、広島県で増加した。

タイプ別の課税移出数量は、▽吟醸酒=3846㎘で1・6%減(うち純米吟醸酒は2929㎘で4・4%増)▽純米酒=3182㎘で9・6%減▽本醸造酒=1325㎘で6・5%減▽一般酒=9151㎘で35・7%減(うち生酒は2137㎘で17・4%減)――となった。

また、単式蒸留焼酎主産地の課税移出数量は、▽福岡県=2418㎘で10・5%増▽佐賀県=220㎘で5・7%減▽長崎県=142㎘で24・1%増▽熊本県=520㎘で17%減▽大分県=6327㎘で12%増▽鹿児島県=5295㎘で0・7%減▽宮崎県=6337㎘で8・6%減▽沖縄県=976㎘で3・9%増――となり、福岡県、長崎県、大分県は2ケタ増となった。

原料別の課税移出数量は、▽さつまいも=9230㎘で6・9%減▽米=1658㎘で1・8%減▽麦=1万796㎘で6・7%増▽そば=462㎘で23・4%増▽酒かす=25㎘で4・6%減▽その他=720㎘で13・8%増――となり、麦、そば、その他の原料が増加した。