本坊酒造「マルス穂坂ワイナリー」 JWC2022でトロフィー受賞

2023年01月19日

 本坊酒造(本社・鹿児島市、本坊和人社長)の「マルス穂坂ワイナリー」(山梨県韮崎市穂坂町)で醸造された『シャトーマルス 甲州 ヴェルディーニョ 2021』=▽アルコール分11%▽750㎖▽瓶詰本数2万本▽参考小売価格1738円(税込)=が「第25回ジャパン・ワイン・チャレンジ(JWC)2022」で金賞、さらに日本の最優秀白ワインとしてトロフィーを受賞した。同銘柄の受賞は英国で開催された「デキャンター・ワールド・ワイン・アワード(DWWA)2022」での金賞、バリュー賞に続くものとなった。JWC2022において同社ワインは8アイテムが受賞〈金賞1・銀賞2・銅賞5〉した。

 「日本のみならずアジアにおいて最も歴史があり、最もプロフェッショナルで格式のある国際ワイン・コンペティション。ここで賞を獲得することは世界中のワイン業界で認められることになる」。独立したワイン審査会として1997年設立、東京での開催。マスター・オブ・ワインをはじめ国内外トップレベルのプロフェッショナル30人以上が出品されるワインそれぞれのスタイルに応じテイスティング審査を行う。第25回には世界21カ国から1200点を超す出品があった。

 受賞ワインは、甲府盆地で収穫された適熟甲州ぶどうを使用し、クリアなフリーランジュースのみを低温でじっくりと発酵させ、口の中で発酵由来の炭酸ガスがわずかに感じられるようなフレッシュ感豊かな状態で瓶詰した「自然あふれる緑、そよ風の爽快感を連想させる、これまでにない柑橘系の心地よい香りと酸味を持つ、フルーティでジューシーな辛口白ワイン」。

 同社シャトーマルス・シリーズのテーマは「芳醇な味わいと優雅な薫りのハーモニー」。山梨の土壌が育むぶどうから、個性ある高品質のワイン造りに取り組んでいる。

 受賞にあたり「世界に通じるワインを目指し、さらなる品質向上と、日本ワインの造り手として日本のワイン文化向上に貢献していく」とコメントも発表した。