サントリー 日本ワイン新ヴィンテージ2種

2023年05月24日

 サントリーは、日本ワインブランド「Suntory FROM FARM」から、ワイナリーシリーズとして「同・塩尻メルロ2019」「同・塩尻マスカット・ベーリーA2020」を5月16日から全国で数量限定発売した。

 サントリー塩尻ワイナリーが位置する塩尻市は、冷涼な気候や昼夜の寒暖差、水はけのよい土壌が特長で、凝縮感のあるぶどうを栽培することができる。今回は、同ワイナリーのつくり手と地元の栽培家が共につくりあげた赤ワイン用ぶどうを100%使用した2種を新発売し、同ブランドのファン拡大を図る。

 「塩尻メルロ2019」は、ブルーベリーなどの黒い果実の香りと、熟成に用いる樽由来のスモーキーな香りが特長で、飲み始めから自然な甘みが広がり、後味にやわらかいタンニンがはっきりと感じられ、長く余韻を感じられるワインとなっている。

 「塩尻マスカット・ベーリーA2020」は、木いちごなどの赤い果実、それらを煮詰めたジャムのような甘い香りを中心とした複雑で豊かな香りに、ほどよい樽由来のロースト香が感じられる。口あたりはやわらかく自然な甘みがひろがり、加えて中盤から酸味がバランスよく調和した凝縮感と奥行きのある味わいに仕上がっている。

 ▽アルコール分=「塩尻メルロ」12・5%、「塩尻マスカット・ベーリーA」11・5%▽容量=750㎖びん