サントリー 「PiTaPa」対応自販機を投入

2006年09月14日

 サントリーとサントリーフーズは、スルッとKANSAI(本社・大阪市中央区、新谷和英代表取締役)が運営するICカードによるポストペイ(後払い)決済サービス「PiTaPa」で清涼飲料が購入できる新型自動販売機を9月7日から順次、近畿エリアで投入している。
 「PiTaPa」は、関西圏で電車などの乗降時などに利用されるカードで、カードをパスケースに入れたまま改札機にタッチするだけで通過でき、支払いは、1カ月の利用実績に応じて割引された額が、指定の金融機関口座から自動引き落としされる。2004年8月から京阪電車、阪急電車、能勢電鉄においてスタートし、今年1月からはJR西日本との相互利用を開始、2月には大阪市交通局(地下鉄・バス)や阪神電気鉄道など多くの交通機関へ拡大されている。また、関西圏を中心とした全国1万店舗・施設を超える加盟店でのショッピングにも利用でき、会員数は約48万人まで急増、今後の利用者の増加も見込まれている。