メルシャンは、ワイン事業の強化を進める中で、高級ワイン分野のさらなる強化を図るため、3月27日に日本リカー株式会社の株式6・6%を兼松株式会社から取得することに合意した。これによって、日本リカー株式会社の株主比率はメルシャン51・0%、兼松株式会社37・9%、ルイ・ジャド社11・1%となる。
日本リカーは、1963年に設立以来約40年にわたり、輸入ワインの専門販売会社として販売を行ってきた。特に、ワインに関しては消費の少ない時代から業界に先駆けて取り扱いを始め、フランスを中心に世界の銘醸地で名門と呼ばれる会社のワインを厳選し、11カ国35社以上の高品質のワインを取り扱っている。
メルシャンは2005年2月に日本リカーの増資に応じて資本参加(株主比率44・4%)し、経営に参画してきた。同社では、ワイン事業をコアビジネスと位置付け、ワイン事業のさらなる強化と収益性の向上を目指し事業展開しているが、今回の過半数の株式取得は、日本リカーの事業基盤の強化を加速させ、高級ワインの専門販売体制の早期構築を図るとともに、メルシャングループとして高級ワインカテゴリーナンバーワンに向けた事業基盤の整備を一層推進するものとなる。
【日本リカー概要】▽資本金=325百万円(2005年12月現在)▽売上高=24億円(2005年3月期)▽事業内容=輸入洋酒類(ワイン主体)のエージェント・卸売業▽代表取締役社長=大谷文孝▽本社所在地=東京都港区三田2-14-5▽従業員数=43名(2005年12月現在)▽主要取扱ブランド=「ルイ・ジャド」「テタンジェ」「M.シャプティエ」「トリンバック」「ピオ・チェザーレ」など11カ国、35以上の生産者ワインを取り扱い
