大関 新社長に長部訓子氏、西川定良社長は相談役に

2017年04月04日

 大関は、2月17日開催の取締役会において、3月31日付で西川定良代表取締役社長が退任し、4月1日付で長部訓子代表取締役専務が代表取締役社長に就任することを決定した。なお西川前社長は、4月1日付で代表相談役取締役に就任を予定している。

 長部訓子氏は、「大関は1711年創醸以来、本業である日本酒を通じて、長くお客様に支えられて今日に至っている。業界を取り巻く環境が激変する渦中にあっての社長就任は大きな責任を感じている。300年余、積み重ねてきた大関の魁精神を胸に刻みつつ、お客様の楽しい暮らしに貢献する新たな価値を創出していきたいという強い想いがある。新体制の経営陣・社員が共に力を結集させて、お客様に、信頼され、愛される大関を目指して、全力で取り組んでいくので、何卒倍旧のご指導・ご支援を賜りたくお願いしたい」と新社長就任のコメントを述べた。

 【長部訓子(おさべ・くにこ)氏略歴】昭和32年3月22日生まれ(大関元副社長長部二郎の長女)。昭和48年3月甲南女子高等学校中退。昭和63年5月有限会社ロングエステート(現大関エステート)取締役就任、平成7年10月株式会社イージーネット入社、同15年4月同社取締役就任、同15年6月大関社外監査役就任、同27年6月取締役経営企画担当就任、同28年6月代表取締役専務就任。