酒類総研 セシウム挙動を研究

2011年10月27日

 独立行政法人酒類総合研究所では、9月27日から酒類および酒類製造に関連する物品(原料、副製品、醸造用水など)の放射性物質の受託分析を行っているが、酒類製造におけるセシウムの挙動に関する研究を開始したことを明らかにした。

 現在、原料米に含まれる放射性セシウムは、精米や洗米などによって除去されると考えられているが、清酒の製造過程における挙動に関するデータがないことから、「酒類の安全性確保の観点」から研究を行う。