ジョイオブサケ東京 1000人の日本酒ファンが来場

2017年11月17日

 【東京】米国のNPO法人・国際酒会が主催する海外の日本酒イベント「ジョイ・オブ・サケ」が11月1日、品川区の五反田TOCで開催され、約1000人の日本酒ファンが会場を訪れた。

 同イベントは2001年から、日本酒・日本文化の発信を目的にホノルル、サンフランシスコ、ニューヨークなどで開催されているもので、国内では2010年から開催されている。

 会場では「全米日本酒歓評会」に出品された受賞酒を含む158蔵元381種の日本酒が、国内の有名レストラン14店の料理とともに出品された。

 「全米日本酒鑑評会」の一般公開きき酒会でもある同イベント。セレモニーでは今年の「全米日本酒歓評会」で優秀な成績を収めた蔵元の表彰式も行われ、各部門(大吟醸A部門、大吟醸B部門、吟醸部門、純米部門)の上位グランプリ、準グランプリに加え、これまでの総得点数が最も高かった蔵元に贈られるエメラルド賞の発表も行った。

 会場を訪れた人々は技術の粋を極めた出品酒とともに、有名レストランの料理も堪能し、日本酒と料理のマリアージュを楽しんでいた。会場では外国人の姿も目立ち、海外へ日本酒を発信する同イベントならではの盛り上がりを見せた。