国税庁発表1月の課税 主要酒類では清酒が減少

2017年04月24日

 国税庁が発表した平成29 年1月分の酒類課税移出数量によると、全酒類課税出荷は、46万694klで前年の43万2284klに比べて6・6%の増加となった。

 主な種類の課税移出数量は、▽清酒=2万9013klで前年の2万9109klに比べて0・3%減▽連続式蒸留焼酎=2万1216klで前年の1万8840klに比べて12・6%増▽単式蒸留焼酎=2万8209klで前年の2万6902klに比べて4・9%増▽ビール=12万2332klで前年の11万8425klに比べて3・3%増▽果実酒=2万6426klで前年の2万5089klに比べて5・3%増▽ウイスキー=9243klで前年の9223klに比べて0・2%増▽発泡酒=3万7499klで前年の3万2499klに比べて15・4%増▽その他の醸造酒=2万3477klで前年の1万8136klに比べて29・4%増▽スピリッツ等=3万6217klで前年の3万933klに比べて17・1%増▽リキュール=11万7594klで前年の11万4245klに比べて2・9%増――となり、主要酒類では清酒を除いたそのほかの種類すべてで前年を上回った。

 うち、輸入分については、▽連続式蒸留焼酎=2308klで前年の3524klに比べて34・5%減▽ビール=1990klで前年の1793klに比べて11%増▽果実酒=1万9509klで前年の1万8493klに比べて5・5%増▽ウイスキー=1890klで前年の2002klに比べて5・6%減▽リキュール=1万8898klで前年の1万3867klに比べて36・3%増――となり、連続式蒸留焼酎が大幅に減少となったほか、ウイスキーが5・6%の減少したものの、ビールや果実酒で増加となった。