大阪府小売酒販組合連合会 20歳未満飲酒防止を訴求

2023年04月19日

 【大阪】大阪府小売酒販組合連合会(伊藤博会長)は4月7日、「20歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅街頭キャンペーン」を大阪市天王寺区の近鉄上本町駅コンコースで開催した。

 同キャンペーンは、「20歳未満飲酒防止強調月間」である4月を中心に広報啓蒙活動を展開し、20歳未満の飲酒を中心とするアルコール関連問題の現状を府民に伝えるとともに、組合員の意識高揚を図るため、府立高校、中学校の始業式が行われる4月上旬に大阪の主要駅で開催している。

 開催セレモニーでは、大阪市立摂陽中学校吹奏楽部によるミニコンサートを行い、「J―BEST2022」「テレビCMオンパレード」など馴染みのある音楽を披露した。

 続く式典では、主催者代表あいさつに伊藤会長が立ち、「我々酒販組合では毎年このような該当キャンペーンを開催している。コロナ禍でここ数年開催していなかったが、今回開催場所を大阪駅前からここ上本町に変えて、久々の開催となった。我々酒販店では、到酔飲料を扱う関係上、常に20歳未満飲酒防止と飲酒運転撲滅の心を持っている。このような活動をしてもなかなかなくなることはないが、たとえ1人でも多くの違反者をなくすために今後ともこのようなキャンペーンを続けていきたい」と集まった人々に呼びかけた。

 また、先に演奏を行った摂陽中学校の盛山和奏さんが代表宣言を行い、「私たちは20歳になるまで、飲酒は行いません」と宣言した。

 続いて街頭キャンペーンを行い、組合関係者や摂陽中学校の生徒たちが駅構内で、「20歳未満 飲まない 売らない 飲ませない」のメッセージを記したボールペンや不織布マスクを配りながら、20歳未満飲酒防止・飲酒運転撲滅のメッセージを通行人に伝えた。