【大阪】アサヒビールは、吹田工場(大阪府吹田市)併設の「アサヒビール・ミュージアム」を1月14日からリニューアルオープンした。同社では1月11日、12日、メディア向けの先行体験会を開催した。
同社は、お客様主役の〝総合型マーケティング〟として、工場見学を〝知ってもらう場〟の工場見学から、〝感動体験の場〟のミュージアムとして位置付けている。
「アサヒビール・ミュージアム」の見どころについて、同社では①エントランス=アサヒビール130年を超える歴史から現在・過去・未来に向けた取り組みを訴求②イントロダクション=スーパードライエリアへの入口、製造シーンをダイジェスト映像で表現③スーパードライ・発酵エリア=仮想現実(VR)技術を活用、発酵タンクの中で起こっていることを酵母の目線でダイナミックに表現④スーパードライ・ゴーライド=4面シアターに充填工程の迫力映像、製造のスピード、スケールを体感⑤カフェエリア=ニーズに合わせたバラエティ豊かなドリンクを提供。ビールサーブや泡プリンターなどの体験コンテンツやアルコール度数など自分の好みに合わせて作れる「マイフレーバー」も導入――を挙げ、「記憶に残る最高の1杯に出会える場所」として訴求している。
今回のリニューアルでは、人気コンテンツである「スーパードライ・ゴーライド」を立ち見から着席型に変更。4面のスクリーンを使用した臨場感ある映像はそのままに「振動」「風」「ミスト」の機能を新たに追加した。自らがビールの缶に乗っている設定で、製造の速度や迫力を五感で感じることができる。
発酵の過程が分かる「発酵コーナー」は、ビールの味の決め手となる酵母にフォーカス。仮想現実技術を駆使し、発酵タンクの中で起こっていることを酵母の目線でダイナミックに表現した。
ツアーの参加費は20歳以上が1000円、小学生以上が300円で、参加費の10%を吹田市に寄付し地域振興などに役立てもらうことで、地域共生の取り組みを強化する。新たな取り組みとして、ミュージアムでの体験を思い出として持ち帰ってもらうために、記念品の提供を開始している。
同社マーケティング企画部ミュージアムマネジャーの森信広氏は、「『すべてのお客さまに、最高の明日を。』というビジョンの実現に向け、従来の工場見学の在り方を見直した。体験型の要素を強くし、訪れた人に来て良かったと思ってもらいたい。従来が無料だった見学が有料化となったが、体験してもらいその価値を認めてもらいたい。訪れた人が口コミでアサヒビール・ミュージアムの魅力を伝えてもらえればありがたい」とリニューアルに向けた期待を語った。
