名畑 ビールの楽しさ伝える、料飲店向け提案会を開催

2019年09月05日

 【大阪】業務用大手酒販店、名畑は8月28日、飲食店に向けた8月度テストキッチン提案会を大阪市北区の同社キッチンスタジオで開催した。同提案会は、同社が展開する「儲かる飲食店」プロジェクトの一環で、今回は「ビール復権」と題して、ビールの新しい楽しみ方の提案を行った。

 会場では、アサヒビール、キリンビール、サッポロビール、サントリー酒類、アンハイザー・ブッシュ・インベブ、その他食品メーカーなどが出展した。会場ではビール各社自慢の生ビール商材をはじめ、ドイツ産粗挽きソーセージ、スモークチキン、鶏から揚げなどビールと相性の良いおつまみを揃え、試飲・試食を交えて商談を行った。

 アサヒビールは「エクストラコールド」「TOKYO隅田川ブルーイング」、キリンビールは「一番搾り」「タップマルシェ」、サッポロビールは「黒ラベル」「SORACHI1984」、サントリー酒類は「ザ・プレミアム・モルツ」「アイス・ドラフト生」など各社の主力ブランドやクラフトビールの樽生アイテムを揃えた。

 サッポロビールのブース担当者は、「『SORACHI1984』は北海道上富良野生まれのエールビールで、海外でその味を認められ、凱旋帰国したホップを使用している。料飲店では、味や香りの個性から差別化が図れ、なおかつ客単価アップと高利益につながる商品かと思う」と提案商品のセールスポイントを説明した。

 またアンハイザー・ブッシュ・インベブは、主力商品の「バドワイザー」の樽生を提案。「ライトな味わいからバー業態などでは好評を博しており、今後もさらに幅広い料飲店で取り扱い強化を図りたい」と語った。