岐阜県酒造組合連合会 「酒と食の文化の実践的理解シンポジウム」開催

2019年07月12日

岐阜県酒造組合連合会「酒と食の文化の実践的理解シンポジウム」開催

 【岐阜】岐阜県酒造組合連合会(中島善ニ会長)は6月29日、岐阜県食品科学研究所との共催で「酒と食の文化の実践的理解シンポジウム」を岐阜大学で開催した。

 岐阜大学応用生物科学部教育プログラム創立70周年記念事業として行われたシンポジウム。当日は「新規清酒製造用酵母の分離」「三重大学における酒造り」「SAKE DIPLOMAについて」「日本酒度ー酸度ーアルコール度の関係性と岐阜大学生の日本酒嗜好調査から探る岐阜大酒の向かうべき方向(学生による研究報告)」「岐阜大酒の仕込みの特徴について」といった講演が行われた。

 その後、同連合会所属蔵による地酒のテイスティングが行われた。テイスティングに参加した蔵の関係者は「学生たちは日本酒本来の味をあまり知らないので、こんなにおいしいものか、と感動してくれる」と手応え充分の様子。中島会長は「本当の日本酒のおいしさに出会って、日本の酒文化、その奥深さを体験する。若い頃に本物を知ることは、これからの成長にプラスになるのでは」と話していた。