霧島酒造 働き方改革で保育園開園

2019年07月04日

 【宮崎】霧島酒造(江夏順行社長、本社・都城市)は社会福祉法人 郡元福祉会(理事長・浅井俊博氏)と提携し、保育所「きりしま たけのこ こども園」を今年10月から開園する。内閣府が進める子育て支援制度「企業主導型保育事業」を活用するもの。


 同社は、子育て世代ならびに子育て次世代の社員が多くを占め、仕事と子育ての両立ができる職場づくりが課題となっていた。また、産休育休からの復帰時期によっては、保育園などの預け先が決まらずスムーズに職場復帰ができないなどの問題も発生しており、企業主導型保育所の設置について郡元福祉会と連携し検討していた。今回、保育所を開設することにより、様々な保育サービスによる仕事と子育ての両立支援や女性社員の活躍推進、産休育休からのスムーズな職場復帰の実現を目指す。また、地域交流スペースの設置や大ホールを貸し出し、地域の人々の交流の場としても活用する予定。

 保育所の設置・運営は、いなり認定こども園(都城市郡元4丁目23番地18)を運営する社会福祉法人 郡元福祉会が行う。

 施設概要▽名称=きりしま たけのこ こども園▽設置場所=都城市志比田町5653/5654▽開園日2019年10月1日(予定)▽設置・運営=社会福祉法人 郡元福祉会▽保育内容=通常保育(0歳~5歳)、病後児保育、体調不良児保育、一時預かり保育▽定員=19人(次年度以降、入園希望者数に応じて最大48人まで定員増が可能。)▽延床面積=770・19㎡▽開園時間6時45分~午後6時(延長保育午後6時~6時30分)▽曜日=月曜日~日曜日、祝日(日曜日、祝日は利用者がいる場合のみ)▽対象=霧島酒造グループ社員(地域住民を対象とした地域枠も設ける予定)