サントリーホールディングス ご当地ハイボールをアピール

2010年06月21日

 【大阪】サントリーホールディングスは6月10日、「北新地・山崎ハイボールセミナー」をヒルトン大阪で開催し、大阪の繁華街・北新地で働く人を中心に約250人を招待した。

 同イベントは、同社が提案するご当地ハイボール「北新地・山崎ハイボール」の浸透を図る一環として行ったもので、ウイスキー「山崎」のセミナーをサントリー酒類のチーフブレンダーの輿水精一氏が行うとともに、「北新地・山崎ハイボール」の紹介を行った。

 冒頭、サントリービア&スピリッツの荻野義明常務近畿営業本部長は、「ハイボールの好調により、『角びん』が大きく伸長している。特にシングルサイズの伸びが大きく、これは『角びん』の新規ユーザーが増えたといえる。いわゆる『角ハイボール』は、20代から30代のユーザーを中心に飛躍的にその数字を伸ばした。ハイボールの浸透により、“食中酒としてのウイスキー”という新たな価値が誕生したことは大きい。今回新たに、品質にこだわった『北新地・山崎ハイボール』の提案を行っている。北新地を中心に大きなブームになってほしい」とハイボールの現況と新提案について説明を行った。

 続く講演の中で輿水氏は、同社のウイスキーについて製造工程や歴史、スコッチウイスキーとの違いなどを交えて分かりやすく説明。日本でウイスキーが独自の進化を遂げた理由について、1960年代に「水割り」という飲み方を編み出したことを指摘するとともに、食との相性について「料理をおいしく食べるためには、水分が必要となる。食事の中でお酒は、『嗅覚を刺激し食欲をそそる』『飲むことによって舌を洗う』『食事とお酒の味わいをより高める』などの相乗効果がある」と指摘した。さらに、「北新地・山崎ハイボール」と「角ハイボール」の飲み比べも行い、「『北新地・山崎ハイボール』もまた、さまざまな食事と相性が良く、実際にそれを体験してほしい」と来場者に訴えた。

 セミナーの後には、「北新地・山崎ハイボールと料理との相性を楽しむ懇親会」を行い、来場者は「鯛の刺身・浅月ソース」「帆立田楽」「牛フィレ肉と三色パプリカの黒胡椒炒め」「冬瓜饅頭」など前菜・メインとさまざまな提案メニューとともに「北新地・山崎ハイボール」をじっくりと味わった。

 【北新地・山崎ハイボール】大阪有数の繁華街・北新地の高級店にふさわしい“ご当地ハイボール”。“1”グラスに氷をギッシリ入れる“2”「山崎」を定量ポーラーで注ぐ(30ml)“3”冷えたソーダをゆっくり注ぐ④混ぜるのは1回、で出来あがり。