ビール酒造組合 CMの自主基準を強化

2010年01月27日

 ビール酒造組合は、酒類のテレビ広告の自粛時間を延長すると発表した。

 これまでは、テレビ広告を行わない時間帯を、土日祝祭日などの休日は午前5時から正午まで。また、それ以外の月曜日から金曜日までは午前5時から午後6時までとしていたが、改正では年間を通じて午前5時から午後6時まで自粛する。企業広告およびマナー広告は対象としない。

 今回の決定は、世界保健機関(WHO)が「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」を今年5月のWHO総会で採択されることを受け、同組合が諸外国の状況や酒類業中央団体連絡協議会(酒中連)との検討内容などを踏まえ自主的に実施するもの。対象社はビール酒造組合加盟5社(キリンビール、サッポロビール、サントリー、アサヒビール、オリオンビール)で、今秋以降、順次実施する。

 酒中連は昨年7月に「酒類の広告・宣伝および酒類容器の表示に関する自主基準」の見直しを行っているが、ビール酒造組合では「今回の決定はビール酒造組合内のものだが、酒中連の自主基準の改定にもつながるよう、加盟団体に対して働きかけを行っていきたい」としている。